2017.1.13 ニューイヤースペシャル

チェリスト関原弘二&ギタリスト永吉公道デュオコンサート

音楽のおもてなしvol.3はニューイヤースペシャル!素敵なお二人をお迎えしました。

チェロとギターのデュオ!?珍しい組み合わせですが、お二人はもう20年以上の名コンビ!

演奏はもちろん、トークもとても楽しくてまさにスペシャルコンサートになりました。

何と言っても、テレビでは見たことあるけど、オーケストラのコンサートで見たことはあるけど・・・そう、チェロをこんなに間近でみるなんて、多くの方が初めての経験。いったい実はどんな楽器!?そんな疑問をとても楽しく解説してくれました。一番びっくりだったのは弓のお話。馬の尻尾で出来てることをご存じの方はありましたが、それを証明する出来事!弓をといて見せてくださったのにはわぁっと声が上がりました。本当に、お話聞くまでわからないことがどんどん飛び出してわくわく!

チェロの構造だけでなく、同じ弦楽器のギターとの違いや、昔の演奏家たちのよもやま話まで、お二人の知識と経験の豊富さにもため息!そして何より、お話が楽しくて。

関原さんのチェロ自慢、永吉さんのギター自慢は最高でしたね!

オープニングは「ガボット」、みなさんよくご存じの曲でスタート。グノーのアベマリア、エルガーの愛のあいさつ、お馴染の曲が続きます。それぞれのソロもすてきでした。チェロはもちろん、バッハの無伴奏チェロ組曲。ギターはこれも名曲、禁じられた遊び、そしてアルハンブラ!会場はうっとり。音色の美しさはそれぞれが選曲なさった日本の曲のシンプルな旋律がまた素敵でした。チェロで荒城の月、ギターでさくら。日本の旋律の美しさを表現していただきました。ラストのリベルタンゴは一転!スピーディーで迫力があってお二人のアレンジだそうですが、それはもうかっこいい!の一言!拍手拍手!もう当然のことながらなりやみません。アンコールはまたしっとりとサン・サーンスの白鳥。演奏もトークもたっぷり楽しんで幸せな時間!

さすがのキャリア、本当に素晴らしいコンサートでした。

 

二人のご活躍はきっとみなさんあちらこちらで遭遇なさることと思います。それぞれの情報はこちらから。

関原弘二  blog 響ホール室内合奏団

永吉公道 クラシックギター

 

無事終えてホッとしたスタッフみんなでゲストを囲んでの記念撮影です。

この日、リハーサル中、雹が降ってる!と。もうお客さま、おみえにならないのではないかしらとみんな本当に心配しました。でも会場したら、お客様の波は止まることなく、あれよあれよと椅子がうまっていき、スタッフはあわてて椅子を増やしました。こんなうれしい悲鳴はありません。寒い中、足を運んでくださった皆様、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

もちろん、大活躍のお二人の人気が寒さに勝ったのは言うまでもなく、そしてその期待通り、いえそれ以上にすてきな時間になりました。

たくさんの皆様にアンケートも書いていただいて、楽しかったとお言葉をいただいて、みんなでにっこり、とてもうれしいことで励みになります。

これからも素敵なゲストと楽しいお時間を、みなさんとご一緒したいと思います。どうぞまたよろしくお願いします。

 

あ、おふたりにもまた来てくださいとお願いも致しました。ちゃんとお約束いただきましたから、どうぞまたお楽しみになさってください。